【佐野原神社】 ウガヤフキアエズノミコトの宮殿跡とされる聖地
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宮崎県宮崎市佐土原町上田島久保土
2017年4月3日(月)参拝
4月3日、4日と記紀ゆかりの神社参拝へ。
3日は宮崎の木花神社、住吉神社、田元神社、小戸神社、皇宮神社、高屋神社、
佐野原神社、巨田神社、銀鏡神社を参拝、西米良温泉に泊まる。
4日は石貫神社、大山祇陵、船引神社参拝、清武の大クスを見学のあと、佐賀関の海鮮丼を食し、早吸日女神社を参拝。大分の西寒多神社、別府の八幡朝日神社を参拝。
◆佐野原神社
佐野原聖地は神代の昔、鵜葦草葦不合命(うがやふきあえずのみこと)が都於郡(とのこおり)から宮居を遷されて天下を治められた所で、尊は玉依姫命(たまよりひめ)をお后にお迎えになり、この地で佐野尊(のちの神武天皇)がお生まれになったと伝えられています。
中世以後佐土原を領した伊東氏、島津氏は、皇祖を奉祀する神社をこの地に建立し、崇敬の誠を尽くしてきましたが、明治二年に佐土原城を広瀬へ移転した際に巨田神社に合祀されることになりました。
その後、郷土史家の研究と努力が実を結び、昭和9年に佐野原聖地保存顕彰会が設立され、昭和35年、90年ぶりに佐野原神社を再建造営して、巨田神社から御神霊をお迎えし祀り奉りました。(現地案内板より)
◆佐野原神社参道
▼「聖地佐野原神社」の碑 (昭和10年建立)
◆佐野原神社(佐野原聖地)
鵜葺草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)の宮殿跡で、ここで神武天皇をはじめ4人の皇子がお生まれになったと伝えられている。この聖地に伊東氏が佐野原神社を創建しお祀りした。
江戸時代には6代藩主島津忠雅によって具瞻閣というお茶屋(休息所)が設けられた。昭和9年には宮崎県知事一行が視察、昭和32年には佐野原聖地保存会が結成され、佐野原神社が再建された。毎年秋には例祭が行われる。
▼「聖地佐野原」の碑