【山王神社】 被爆跡を残す「一本柱鳥居」や、緑を取り戻した大楠。
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◆2017年4月24日(月)長崎の諏訪神社、松森神社、山王神社、、そして諫早の諫早神社、高城神社を参拝

◆山王神社
日本二十六聖人殉教地へと続く浦上街道沿いにある明治元年(1868)創立の山王神社は、爆心地から南東約900mの場所の高台にあり、原爆の被害を受けた。社殿は跡形もなく崩れたが、昭和25年(1950)に再建され今に至る。
山王神社の参道には、「一本柱鳥居」と呼ばれ親しまれている鳥居があるが、もともとは4つあった鳥居のうちこの鳥居だけが片方の柱を残し今も同じ場所に立っている。左片方の柱の残骸は、一本柱鳥居の奥に置かれ見ることができる。
山王神社の境内入口にそびえる二本の楠木は、樹齢約500年、胸高幹囲がそれぞれ8.63メートルと6.58メートルで、 市内にある楠木では巨樹の一つである。ともに昭和20年の原爆の被害で主幹の上部が折れたため、樹高は21メートルと17.6メートルであるが、四方に張った枝は交錯して一体となり、大樹冠を形成している。




















































