ユーラシア大陸横断 (66) サンチャゴ・デ・コンポステーラ
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■8月7日 バイヨンヌ出発 ブルゴス到着 347km
ピレネー山脈を越え、霧の中、ピスケー湾を右手にスペインへ入国
■8月8日 ブルゴス出発 レオン到着 208km
巡礼の道時代に栄えた歴史の街レオン カテドラル(大聖堂)が有名
■8月9日 レオン出発 サンチャゴ・デ・コンポステーラ到着 328km
セブレイロ峠を越え、巡礼の道の終点サンチャゴ・デ・コンポステーラへ

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無事サンチャゴに到着。郊外のホテルだったので、写真を撮る場所はなかったし、ゴールも近いので、市内見学には出かけなかった。あまり無理はしたくなかったのである。
というわけで、今回は写真はなく、地図と絵ハガキだけ。
【サンチャゴ・デ・コンポステーラ】
スペイン北西部にある都市サンティアゴ・デ・コンポステ-ラの大聖堂は、十二使徒の一人である聖ヤコブが眠る地とされる。

「サンティアゴ」とは聖ヤコブのスペイン名であり、巡礼の旅を完遂すると「コンポステ-ラ」(星の野の意)と呼ばれる証書を与えられる。

◆ サンティアゴ・デ・コンポステ-ラは聖地エルサレムやローマと並ぶキリスト教三大巡礼地の1つとして栄えた。当地への巡礼は11世紀から15世紀頃に最盛期を迎え、毎年50万人以上の巡礼者が訪れた。

◆ 中世の巡礼者が旅路へ出発する前には、遺言状をしたためるなど人生最大の旅路であった。今もなお年間数万人の巡礼者を迎えている。

ホテルが郊外だったので、掛下さんとホテル近くをぽれぽれと散歩する。 別のホテルのフロントに訊くと巡礼者の予約で満室とのこと。散歩から帰る途中、小さな店でワインとチーズとハムといわしの缶詰をささやかな晩餐用として買う。
ゴールのロカ岬まであと2日の静かな夜だった。












