黄金の門と赤いキエフ大学
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黄金の門
11世紀前半、ヤロスラフ賢公によってキエフ市街を取り囲む城壁が築かれ、その時建造された。
1240年にモンゴル軍によって破壊され、バトュ・ハーン自身この門を通ってキエフに入城したと伝えられる。当時は丸屋根は金メッキされ、遠くからも黄金に光り輝いていたそうな。
キエフ大学
1834年の創立。ウクライナで、2番目に開校された大学。
1939年からは、シェフチェンコ記念キエフ国立大学と呼ばれている。
建物の真っ赤な色は、ロシア皇帝ニコライ1世が、徴兵拒否運動を起こした学生たちへの
罰として、建物を血の色で塗り潰すよう命令したその名残だそうだ。
赤き血の「キエフ大学」です。