ギザのピラミッド (2)
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1994 エジプト
【ギザの三大ピラミッド】
世界最大のピラミッドは、スネフルの次のクフ王によってギザに築かれた(ギザの大ピラミッド)。勾配は51度52分。底辺は各辺230m、高さ146mに達する。長さと高さの比は黄金比であり、またこれはエッフェル塔が登場するまでの間世界で最も高い建築物であった。第2位のカフラー王のピラミッドもこれに匹敵する、底辺215m・高さ143.5mである。この二つに隣接するメンカフラー王のピラミッドは何故か規模が縮小し、底辺108m、高さ66.5mである。この王の威光が前二代の王と比してさほど劣るものではなかったと伝えられる事から、縮小の理由は謎とされている。この三つはギザの三大ピラミッドと呼ばれ、世界有数の観光地となっている。これらのピラミッドは表面に化粧板が施されていたが、剥がされてカイロ市街地の舗装に使われてしまい、現在ではカフラー王のピラミッドの頂上辺りとギザのピラミッドの土台元に僅かに残っているのみである。
この3大ピラミッド及びナイル川の(当時の)流れ、そして他の多数のピラミッドとの配置に着目し、ピラミッド群は天体の配置を模したものであるという説もある。即ち、ナイルが天の川で、3大ピラミッドがオリオン座の三つ星に相当、他のピラミッドも星の位置を反映しているという言である。3大ピラミッドの内メンカフラー王のピラミッドが他の二つの頂点を結んだ線からずれている点に付いて説明する有力な説とも言われている。但しこの説は一般に認められてはいない。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
◆ ピラミッドとスフィンクス見学のあとは、定番のラクダ遊び
◆ ホテルはTROIS PYRAMIDS HOTELだった。