＜水島夫妻バイク・アフリカ縦断＞（59) アレキサンドリアへ

■エジプト　
２００７年 　８月１０日　
■【水島さんの旅のブログ】

０７年８月１０日　金曜日　晴れ：
アレクサンドロス大王が作ってクレオパトラが住んでいた町アレキサンドリアへ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　水島　治　・・・・

　▼　地中海を望む！


＊ ５時３０分起床。　
＊ ６時４０分宿を後にしてトルゴマーンバスステーションから１時間３０分の遅れの８時３０分発でアレキサンドリアへ向かった。

＊ 　ギザのピラミッドの横を通り、砂漠の道へ、道路は舗装、車内は汚く古めかしかったが冷房が効いて、割に快適であった。
＊ １０時３０分、沢山のバスの集まっている場所に到着。
＊ 降りた時はここがスィーディ・ガベル駅前のバスステーションと思っていたので直に今夜の終電車で帰ろうと思って切符を買おうと思った。が、駅が見当たらない。人に聞くとここはハランベィというところだと！
＊ 慌ててタクシーに乗ってスィーディ・ガベル駅へ。しかし今日と明日の分のチケットはすべて売りけれとのこと。

＊ 再度タクシーに乗って、ハランベィへ。そして最終便の７時の切符を手に入れることができた。
＊ 尚、このとき、チョット英語が話せる雲助の運転手に遭った。切符売り場の人すべてアラビック語。男に手伝ってもらいたくはなかったが、切符を買えないでは帰ることもできなくなる。

＊ 仕方なく切符の購入と運転を頼んだ。しかしやはり思ったとおり、この雲助運転手、バス代の２倍を要求してきた。最初から不審だと感じていたので、切符を買ってもらったが、“このやろう”と日本語で一喝したら、吃驚してしぶしぶ３回に分けて残り４０ポンドを返してきた。周りの人を驚かせはしたが、痛快であった。

＊ それにしてもどこに行っても母国語を話さないで、親切そうに話しかけてくる輩は信用できないな！　これも旅で学んだ一つ。少しは目が肥えてきたのかな～とも！　

＊ そして別のタクシーに乗りアレキサンドリアの中心の駅マルス駅へ再度戻り。そこから５時すぎまで歩いて海岸と町を散策。そしてインターネット屋でメールをチェックしたりして過ごした。

▲　アフリカ最南端のアグラス岬の海辺で足を浸し、そして今また地中海の街アレキサンドリアの海辺に足を浸した。　乾杯！！　乾杯！！

▼　ローマ円形劇場跡

▼　マスル駅前にて

＊ 帰りはハランベィに戻り、Ｐｍ７時発のバスでアレキサンドリアを後にした。
＊ カイロに着いてからは、降りる場所を間違え、宿に戻ったのは深夜１時過ぎになってしまっていた。
＊ 面白かったけれど、疲れた一日でもあった。

８月１７日（金）　晴れ　現状の問題点とその対応を整理!　・・・・・・・・・

＊ ５時起床。日記の整理。
＊ 朝食後、現状認識の整理。そして又インターネット屋へ行ってメールチェックをしたりして過ごした。
＊ 現状認識、夜の１１時までかかってしまったが、大まかに整理し終えた。

【現状認識】
■　問題
当初の計画通り旅を続けられなくなっている。
当初の計画：エジプトから中東を抜け、地中海沿岸国を周り、一時帰国。　
３月中旬に戻り、北上を開始。最北端ノールドカップ岬を目指す。


問題発生　その１：シリア・ヴィザが今年の３月からカイロで取れなくなって、中東経由でヨーロッパに入れなくなった。・・・解決不能

問題発生　その２：極度の脱水により（？）チョット具合悪し。そして再度超音波とＣＴ検査を受けなければならなくなった。

＊７月２１日、カスルライネ病院で超音波検査を受けた。腸の一部が狭くなっているとの指摘があった。そして再度“超音波とスキャナー検診”を受けなさいと言われている。

問題発生　その３：一時帰国する際、バイクを５～６ヶ月間預けなければならない。がその宿（国・都市・宿名）が見えていない。
●各国の通関の仕組みが掴めず、バイクを合法で置いておける期間がハッキリしない。

■　課題
オランダにバイクを送り（友がいる）、冬季でも比較的暖かい地中海沿岸国に移動し、合法的に長期にバイクを預けられる宿を確保し、１１月初頭に一時帰国する。

今まですすめてきた

●対応　その１：友の助けにより、オランダへの輸送問題なし。又エジプト出国・オランダ入国通関とも問題なし。

●対応　その２：オランダからの地中海沿岸国への移動：大きな問題なし

１案：フランス・パリで宿の確保可能な場合のコース
２案：イタリア・ローマで宿確保可能な場合のコース
３案：ブルガリア・ソフィアで宿確保可能な場合のコース

●対応　その３；バイクを預ける宿について：今現在見えてなし。

＊友の紹介で３箇所の候補が見つかっている。が合法に置けるものか？また冬季預ける場所として適切であるか？チョット疑問。
（フランス・パリ：２箇所。ドイツ・ハンブル：１箇所）

バイクを日本に送ることも視野に入れ、そして送った後一時帰国までの行動を作成する。（４案）