2008年 02月 13日
カンボジア(12) アンコール・ワット <参道から西塔門まで>
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2007年 8月カンボジア
アンコール・ワット
◆アンコール・ワットの観光は西の参道正面から始まる。アンコール・ワットは、スールヤヴァルマン二世が12世紀前半に創建したヒンドゥー教の寺院である。アンコールは王都、ワットは寺院を意味する。
1632年(寛永9年)に日本人の森本右近太夫一房が参拝した際に壁面へ残した墨書が今も残っている。
その後クメール王朝は衰退し、密林の中に静かに眠っていたアンコール・ワットは、1860年、この地を訪れたフランス人の植物学者、アンリ・ムオによって発見され、一躍世界から注目を浴びるようになった。
カンボジアの独立後、内戦によって遺跡の荒廃を余儀なくされたが、内戦の収りつつあった1992年にはアンコール遺跡としてユネスコの世界遺産に登録され、1993年にはこの寺院の祇堂を描いたカンボジア国旗が制定された。
今はカンボジアの安定に伴い、日本をはじめ各国が協力して修復を行っている。
▼西の参道正面ではシンハ(獅子)が出迎えてくれる。

▼アンコール・ワットは南北約1300m、東西約1500mの環濠に囲まれている。

▼参道は約600mもある。

▼環濠の蓮

▼アンコール・ワットの環濠と周壁

◆西塔門に到着 ナーガ(蛇神)がお出迎え


▼西塔門


▼西塔門からみた中央祠堂の姿

by yascovicci
| 2008-02-13 01:56
| カンボジア












