サウジアラビア (13) マリッド砦とオマル・モスク
|
サウジアラビア
3日目
アルジョウフ、サカカ、ハイル
▼ マリッド砦
◆ハイルに向かう途中、ドゥーマット・アル・ジャンダルに立ち寄り、パルミラの女王ゼノビアも征服できなかったマリッド砦とサウジアラビア最古、つまり世界最古のモスクといわれるオマル・モスクを見学。
◆◇◆ マリッド砦
元々ナバティア人によって建てられたものだが、修復を繰り返し最近まで使われていたという。日干し煉瓦と石組を積み上げて造られたようだが、今にも崩壊しそうな危うさが何ともいえない魅力を創り出している。
井戸が二つあり、一つは砦の外の居住区にある大きな井戸で、この大きな井戸には今なお水の流れる音がする。もう一つは、砦が包囲されたときに使う小さな井戸が砦の屋上にある。両方の井戸は共に深さが25m以上もある。このマリッド砦は丘の頂上に建っており、砦に隣接して建っているオマル・モスクを砦の上から眺めることができる。
▽マリッド砦の外観
▽マリッド砦に登る
◆ マリッド砦からの眺め
▽ ナツメヤシの林がサウジっぽい。
▽ これがオマル・モスクのピラミッド型のミナレット
▽ 廃墟
▽ 砦の外側の大きな井戸で水の流れる音がした。
◆◇◆ 世界最古のオマル・モスク
2代正統カリフのオマル・イブン・ハッターブによって建てられたといわれる。シンプルな作りの長方形のモスクで、ミフラーブ、夏の礼拝所、冬の礼拝所がある。
▽ ピラミッド型のミナレットが特徴的
▽オマル・モスクの内部